■ひと・環境計画 一級建築士事務所
西東京市田無町4-19-1-202 代表者:濱田ゆかり 042-452-7008 ecos@hitokankyo.com ■ホームページリンク エコロジーライフ花 光設計の呼吸する住まい タニタハウジング 西條インテリアデザイン カテゴリ
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友人のはっちゃんから、本が届きました。 がんと一緒に働くためのノウハウ本です。 ノウハウ本と言うと ちょっと軽く聞こえてしまいますが、 この本の内容が、4コマ漫画風に絵で語られている部分があって、 今まで、聞けなかった、言えなかったことを患者さんの身から、 がんを発症した後、普通に働くには・・・ということを 包み隠さず、明るく書いてあります。 第1章 がん経験者が知っておきたい働く権利「悩む前に知ろう」 第2章 企業側の考え方はこう「遠慮しないで伝えよう」 第3章 職場でのコミュニケーション「一人でがんばりすぎないこと」 第4章 保険や社会制度はこう使う「お金は大事だよ」 第5章 体はいたわりながら働こう 「無理はしないで」 第6章 ワーキンググッズ&生活術大公開 「みんなスゴイ」 と6章からなる内容です。 実際の患者さんのコラムも掲載されています。 はっちゃんも書いています。 はっちゃんは、以前働いていた会社の同期。 とっても元気で、新日軽の電動商品の生みの親です。 初めの頃、彼一人で開発していたんです。 電気にとても詳しくて、コンピューターにとても詳しくて。 今は、がんやその代替え治療、保険等にも詳しくなりました。 元気なころは、よくテニスに誘ってもらいました。 毎年、7月になると、「濱田さん、富士山にのぼらんか」と誘ってくれました。 はっちゃんが友人達をさそって、毎年、富士山への登山会を開いていたのです。 月曜日の朝、いきなり日に焼けして出社、「どーした」のと聞くと、「昨日サイクリングに行った」と ・・・こんなこともありました。 2001年だったか、2002年だったかの夏、暑中見舞いに、 「最近、体がだるくて、駅の階段も大変だ」と言うようなことが書いてあって、直ぐに電話をしました。 そしてその直後、入院。 初めは、病名がわからなくて、血液かもしれないと言って、血液の病気に強い病院へ転院。 白血病だとわかりました。 その後、半分だけ適合する弟さんの骨髄を移植しました。 命は助かりました。 半分の適合ということで、残りの半分に体が敵対反応をするそうで、 それを押さえる為に薬を飲んでいます。 その薬の副作用で、筋肉が戻らなかったり、腎臓が弱ってしまったり、 残念ながら健康な体には、まだ戻っていません。 私がはっちゃんの白血病を知った時、=「死」だと思いました。 お見舞いに行った時は、至って元気そうで、その後メールでのやりとりも、いたって元気。 彼は、インターネットを使って、自分の病気のことや民間治療的なことをすごくよく調べていました。 丁度そのころ、ひと・環境計画の先代もガンを発症しており、面識のない二人でしたが、 時々、メールのやりとりをしたり、情報をはっちゃんからもらったりしていた様です。 そのはっちゃんの中には「死」という言葉はなく、いつも前向きで、勉強家で、 自分の病を淡々と受け入れていて。私はただただ、スゴイと思うしかありませんでした。 今でもそうです。 もとにもどらない体でいながら、がん患者の会で、ボランティアをしていたり、 大阪から東京での会合に出できたり、 この様な本の出版に協力していたり、今はちょっと体調を崩しているようですが、 体調が良いと、仕事にも行っている様です。 新入社員の研修の時や、配属されて一緒に机を並べていた時、こんなに強い人だと思いませんでした。 もし、自分がガンになった時、何をするか、何ができるかと考えも、きっと落ち込むだけだとしか思えません。 はっちゃんには、早く元に戻って欲しいと思いますが、何もしてあげることはできず、 時間がかかるものだと、見守っていくことしかできません。 彼から時々届く、ボランティア活動の様子やCD-ROM、この様な本で、 私がとても励まされます。 本当は、たわしがはげまさなければならないのに。 私もちょっとは、がんばっているつもりですが、もっとがんばらねばと思います。 もし、皆さんの身の回りにがんの患者さんがいらしたら、この本を紹介してあげてください。 きっと読まれた方は、少し元気になると思います。 How to Balance がんと一緒に働こう CSRプロジェクト編 合同出版 1300円 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ
by ecohime
| 2010-06-14 14:51
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