■ひと・環境計画 一級建築士事務所
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7月25日、無事試験終了。 微妙な結果です。試験元の合格基準点が90点。 私は89点。 この点を見て、今、悔しがってくれている方もいらっしゃると思います。 1点足りない。 でも、私には、とっては満足のいく点でした。 初受験で、この点は、スゴイと、友達に励まされました。 建築科を卒業していない私には、やっばりハンデがあります。 構造の授業では、先生が何を言っているのか、さっぱりわからないこともありました。 問題で何を問われているのかが、わからなくて、これは日本語ではないと情けない思いもしました。 一級は、私には無理、変なところへ足を入れてしまったと後悔もしました。 そんな私ですが、1点差まで、寄せられたということは、本当に奇跡であり、 一級合格は、まったく無理でないという希望の1点です。 写真の左の問題集の山は。35センチあります。 これだけ、まじめに勉強しても、届かないのです。 学校の始まりのオリエンテーションで、800時間勉強しろと言われました。 またぁ、きっとふかして言っているのだろうと思いました。 昨年11月からの勉強時間(授業は別)742時間。 650時間を過ぎたころから、なんか「あ~そっか」と理解し始めました。 そして、試験日の前の日に、800時間というのは、あながち間違えではないと感じました。 管理されることが嫌いな私が、今回は、学校に管理されてみようと思いました。 勉強内容と、勉強時間をダイアリーに記入し、計画的に勉強を進める。 たくさんでる宿題を、しっかり提出する。 日々宿題に追われて、苦手科目の克服どころではない時もありました。 でも、この受験の商業ペースに乗ろうと思ったのは、 自分を管理しながらの勉強なんか、一人でやっていたら無理だと思ったからです。 やらなければならないことがあると思えばやれる。 宿題を出さないと教務からうるさく言われるから、宿題もできる。 気合いを入れられ、あと何日と言われる度に、モチベーションがあがる。 すると、どんどん勉強時間もとれる、とっても不思議な体験でした。 もし、大学受験の時に、同じ経験をしていたら、ちがった道を歩めたかもしれないと思い。 一生のうちで、一番勉強したのではないかと思います。 そして、この戦いの日々の中で、戦友が二人できました。 学校に行くことが楽しくなりました。 もちろん、彼女たちは、私よりは成績がよく、今年は合格間違えなしのレベル。 ただ、二人がいてくれたから、刺激を受けて、勉強もできたような気がします。 小学校5年生の時の体育の授業を思い出しました。 跳び箱が跳べなかった私を、先生が励ましてくれました。 練習して、練習して、そして5段が飛べるようになりました。 「なげやりにならないこと」をそこから学びました。 理数系の脳を持たない私が、あの跳び箱を跳んだ時のように、 コツコツやれば、できるということを、まだ、自分には可能性が残っているということを この受験で、感じることができました。 そして、もうひとつの不思議な体験。 勉強し始めたころは、もの覚えが悪く、頭がなんかはっきりしませんでしたが、 3ヶ月、4ヶ月と勉強をしていると、どんどん、ものが覚えやすくなってくるのです。 脳は使えば動き出すということを体験しました。 そして、また、自分との戦いが始まります。 1点差の場合、試験元が合格点を下げた時、合格の可能性があるそうです。 ただ、ほとんど、可能性は低いのですが・・・ 来年にむけて、また、コツコツです。 結果は残念でしたが、がんばればできるということを知り、 清々しい思いで、22年度を終わることができました。 応援をしてくださった方々に、感謝をこめて報告いたします。 よ~しっ 来年もがんばるどー このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ
by ecohime
| 2010-07-28 21:52
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