■ひと・環境計画 一級建築士事務所
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チューリッヒの木造3階のオフィスビルで見た蓄熱ガラス。(2007/7/10のブログに写真掲載)
ガラスとガラスの間に、塩ゲルが入っています。(GlassX) このゲルは、太陽の熱で暖められ26度くらいになると、溶け始め蓄熱します。 そして、室温が下がってくると、放熱し始め、固まります。 ガラス内には、夏の太陽を入れないように、プリズムがつけられ、夏は、太陽が入らないようにしてあります。 訪問したのは、6月初め。すでに太陽が届かないようになっており、塩ゲルは、固まっています。 この熱の原理って、氷と同じと思えば簡単に理解できます。 ゲルの内容成分の割合を変えると日本でも使えるということです。 日本では、シリカを使ってこのようなガラスが開発されていると聞いています。 日本、特に、太平洋側は、冬でも、太陽が照り続くので、このようなものに蓄熱するよりも、もう少しいっぱい蓄熱ができるものを使った方がよいと思いますが、ヨーロッパの様に、冬は、日照時間が少なく、太陽の力も弱いとなると、このような努力とをしてまで、熱を蓄え省エネをはかりたいのでしょう。 頭が下がります。 関東では、不要かもしれませんが、日本海側や北海道では有効なものかもしれません。 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ
by ecohime
| 2008-01-28 11:12
| ドイツ・西欧のエコ
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