■ひと・環境計画 一級建築士事務所
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水俣は、過去の公害被害から、「環境都市」として生まれ変わっています。
少し遅れてしまいましたが、先日、水俣へ伺った時に、視察で連れて行っていただいた、 田中商店の活動を紹介したいと思います。 田中商店は、本業は瓶商。 「へぇ~瓶商という職業があったんだ」と思いました。 使用された瓶を洗ってまた、酒や焼酎の醸造元へ返すという仕事をされていました。 ところが、瓶は、その多くをペットボトルに変わられ、瓶を回収して使用するというシステムが忘れ去られ・・・ そうそう、子供の時、瓶を拾って、酒屋さんに持って行くと、お金、くれたよね。 一升瓶が、10円、ビール瓶が5円、コーラの瓶は10円。確かそうでした。 それが、酒屋さんがコンピニに変わって、気がついたら、そのシステムがなくなっていたような・・ 田中専務は、その忘れられかけた瓶のリユースを、復活させ、もっと、瓶を使ってもらおうと 働きかけ、熊本や鹿児島の焼酎の瓶を共通デザインにし、リュースするというシステムを作りあげました。 瓶の肩には、「R」のマークが入っています。 ![]() それだけではなく、粉砕しなくてはならなくなった瓶を使って、何かしようと考え、 その場所が話題となり、商店街が潤うようにと、ガラスを砕き、舗装材をつくり敷き詰め その通りを「リグラスロード」と名づけました。 今までバラバラだった、いくつかの商店街も、この「リグラスロード」で結ばれ、一つになったそうです。 ![]() これは、田中商店の駐車場にしかれていた、ガラス入りの舗装です。 左はリポビタンDだとか・・・ そして、そのリグラスロードの商店で、売れる何かをと 風鈴やグラスなどを作ってみたそうです。 ![]() ![]() グラスは、焼酎バーやスナックで大人気だそうです。 私も一つ購入しました。 ![]() このグラスは、焼酎の瓶でした。底を覗くと、その焼酎の会社の名前が入っています。 この様なリグラス製品をつくることによって、水俣のお土産の一つとなり、 地域の活性化ができ、環境への意識も高まる。一石二鳥どころではありませんね。 「瓶は、資源」と熱く田中専務は語られていました。 重いからといって、いつのまにか、瓶という清潔で安全な器を忘れていましたね。 私は、プラスチック容器に食べるものを入れるのが嫌いで、 家の冷蔵庫での保存容器は、瓶でしていますが、重いものを持ちたくないときは、 ついつい、プラスチック容器入りのものを買ってしまいます。 「なるべくプラスチック容器は使用しない」と意識するだけで、すこし、生活が変わるかもしれません。 そして、「瓶を大切にする」と意識すれば、資源の有効活用が進むかもしれませんね。 田中商店では、瓶を通して、子供達にも環境教育をしているそうです。 田中商店さんの会議室にあったの言葉です。 ![]() 熊本の言葉で、「開けた戸はしめる」という意味だそうです。 「開けたら閉める」というよりも、なんかソフトで、心に優しい言葉ですよね。 「使ったら戻す」。片付けるという意味もありますが、「使ったら資源に戻す」 これも何か優しい表現の方言があったらいいなーと思いました。 みなさんも、瓶を意識して使ってくださいね。 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ
by ecohime
| 2009-08-08 19:38
| エコ生活
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