シュトゥットガルトにあるホッケンハイム大学の学生寮です。

この寮の特徴は、建物の北側半分が、土に埋まっていること。
25年前に立てられた学生寮です。

北側と屋根部分を土に埋めたことで、断熱になります。
また、壁と屋根のメンテナンスをしなくてよくなるそうです。

これは、土や粘土による断熱・蓄熱を研究しているミンケ博士が企画したもので、
中も煉瓦でできています。

たまたま、道路で、日本人学生に会いました。
彼女も1年間、この寮に住んだそうですが、暖かいけれど、ちょっと暗いそうです。
個室も、煉瓦と漆喰でできています。
私はこのミンケ先生の考え方がすごく好きで、ベルリンで先生の設計された幼稚園を拝見したことがありますが、日干し煉瓦のとてもきれいな幼稚園でした。
土に蓄熱をする。土で断熱をする。
いつか八手みたい手法です。
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