■ひと・環境計画 一級建築士事務所
西東京市田無町4-19-1-202 代表者:濱田ゆかり 042-452-7008 ecos@hitokankyo.com ■ホームページリンク エコロジーライフ花 光設計の呼吸する住まい タニタハウジング 西條インテリアデザイン カテゴリ
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日曜日に東京都美術館に言ってきました。
![]() ウイリアム・モリスが始めたこの運動は、アール・ヌーボーと相まって、19世紀末のアート界を 盛り上げました。 大学に入って、確か、初めの頃にデザイン史で勉強したような気がします。 個人的に、この時代のものが好きで、アール・ヌーボーから始まり、 ゼゼッション、ユーゲント・シュティール、モダルニズモ、1800年末から、1900年初頭の身の回りのものに起きたデザインの運動に、華やかさや、優雅さを感じ、胸がときめきます。 会場で、モリスの壁紙にワクワクし、とても気持ち良くなりました。 気分が良くなってさぁと、上野公園へ行くと。 ![]() 公園は、この様な状態に。 風情もないと思いつつも、これも、江戸、いやもっと昔からの日本の歴史。 ただ、残念なのは、若者が多く、桜をめでるというよりも、これを期に騒ごうという感じです。 年配方が少ないのは、きっと、場所とりをする体力がないのだろうなーと思いました。 桜の木も無くなったあたりに、いくつもの年配のグループが楽しんでいました。 やっぱり、場所取り合戦に参戦できなかったのだなーと ちょっとかわいそうな気がしました。 ![]() 国が区画を決めて、有料の賃貸しすれば良いのに・・・3ヶ月前抽選でもして。 3部制にして、午前の部、午後の部、夜の部で入れ替え制。 そうしたら、みんなが平等に花見ができ、早朝からの場所取りもなくていいと思いますが・・・ ちょっと落ち着かないけれど、1区画、20人くらい入れるようにして、 1カ所、1万円。小さいところは、5千円。 ざぁっと、1日の売り上げ、600万円~800万円は軽いと思います。 花の期間が2週間だとして、8400万円~1億1200万円。 これを公園の維持費にあてれば良いと思います。 だって、ごみ箱も特大のものがたくさんあって、それを集める人、 掃除をする人の人権費だってバカにならないと思います。 これって、私たち、花見をしない人の税金で支払われているのだと思いますが・・・ まだまだ満開までは時間がありそうですね。 上野公園では、しばらくこの状態が続くのでしょうね。 これがすぎると、春まっただ中。 ちょっとウキウキです。 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ ▲
by ecohime
| 2009-03-31 15:20
| ロハスな生活
![]() みっちゃんに初めて会ったのは、みっちゃんが6年生の夏。 4年生ぐらいの時に化学物質過敏症を発症したそうです。 それから、学校に行けなくなっていました。 みっちゃんの家族は、お父さんとお母さんと妹のナナちゃん。 4人家族です。 4人がみんなが化学物質過敏症になりました。 ナナちゃんは、症状が悪くなると、洗面器で受けるくらいの鼻血がでます。 みっちゃんは、いつも体がだるくて、アトピーが出て、頭痛もあります。 みっちゃんに初めて会った時、学校に通ってもらいたいと思いました。 小学校、高学年を学校で過ごせなかったみっちゃんに、どうしても、最後の小学生を 楽しんでもらいたかったのです。 伺った時に、みっちゃんに聞かれたこと。「東京の空気は汚いですか」 子供の聞くことではありません。 この言葉を聞いた時、みっちゃんは、こんなに小さいのに、他の子供とは違うことを いつも気にしてたいなければならないんだと強く感じました。 子供を楽しんでもらいたいと思いました。 色々話しているうちに、一つだけ見えてきたことがありました。 学校へ行かないのは、体調が悪いだけではなく、行きづらくなっているということ。 みっちゃんは、「学校へ行っても、勉強がわからない」とぼそっと言いました。 だから、私は、みっちゃんをしかりました。 「1時間でもいいから 、学校へ行って、階段を上って、自分のクラスへ毎日行きなさい。」 体を動かさず、家にこもっていることが良くないと思ったからです。 そして、どうしても学校に行ってもらいたいと思ったのです。 「勉強なんかどうでもいい、とにかく学校へ行くことで、体を動かしなさい」と言った覚えがあります。 2学期になったら、学校へ行くと約束をしました。半分矯正的ですが。 2学期が始まって、お母さんから少しずつ、学校へ行きだしたと聞いて、すごく嬉しかったことを覚えています。 もともと、発症の原因は、購入した家の不具合(雨漏り)を何回もなおしている間に、4人に化学物質が溜まって、発症してしまったということでした。 初めは、庭に小さな家を建てて、4人で暮らすということを思われていた様ですが、それでは、せっかく買った家が、なんにもなりません。 こういう場合、たとえ、元気になったとしても、改修をしないかぎり、その家には住めないのです。 そこで、予算の都合上、2階部分は閉鎖して、1階だけで住むということにしました。 改修工事が終わり、4人は、無事、その家に住みだしました。 4人全員に、ピッタリ合う建材を探すのはとても難しくて、パーフェクトではありませんでしたが、 なんとか住める状態になり、1階部分だけですが、自分の家に住むことができ、 みっちゃんは、中学生になりました。 中学に入って、テニス部に入ったと聞いて、私は飛び跳ねるくらい喜びしまた。 あの、伏し目がちだったみっちゃんが・・・ ただ、途中、近所の新築工事などで、また、体調を崩し、長くは続かなかったようですが、すごい進歩です。 修学旅行にも行けました。 中学3年過ごし、そして、受験。 中学校も健康な子供と違って、満足に行けることは無かったけれど、みっちゃんはがんばりました。 中枢神経の不具合のせいで、縦書きの教科書が読めなくて、大変でした。 そんなみっちゃんから、先週、「濱田さん、高校受かりました」と報告の電話があったのです。 本当に嬉しかった。涙がじんわりくるぐらい。嬉しくて嬉しくて。 子供の場合、化学物質過敏症になると、その子の一生の行動範囲は、他の子供たちと違い制限されます。 それを精神力で切り開いて行くしかないのです。 でも、みっちゃんは、第一の難関を自力で突破したのです。 そして、これからも、何個も何個も突破していかなければならないのです。 高校だって、100%、健康な子供と同じに通えないかもしれません。 でも、そうやって、自分の体をコントロールしながら、生きていくしかないのです。 高校に受かったということを自信として、まず第一歩として、がんばってもらいたいと思います。 がんばれると実証できたのですから、就職して、結婚して、赤ちゃんを産んで。 そうしなくても、自分に自信を持って生きていって欲しいと思います。 U子さん(前々回のブログ)の回復も嬉しかったけれど、みっちゃんの高校合格も、この仕事をしていて、 本当に良かったと思える出来事でした。 行く末は、心配です。でも、みっちゃんが切り開いていく度、この喜びが私にやってくると思えば、本当に楽しみです。 みっちゃん、がんばれ。 私に、また、大きな喜びを与えてください。 貴方の、光、多き人生で、私を喜ばせてください。 お父さんとお母さんがつけてくれた名前。光と希望に満ちあふれた貴方の人生。 喜びを人にも分け与えてください。。 オメデトウ。みっちゃん。 みっちゃんがんばれ。 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ ▲
by ecohime
| 2009-03-19 21:12
| 化学物質過敏症
![]() 先週の新聞ですが、スーパーやコンビニの協力を仰ぎ、 ジュース、スナック菓子、歯磨きなど対象商品約20品目に、 原材料調達から、廃棄、リサイクルまでの間で、排出される二酸化炭素の量を表示する 「カーボンフットプリント」のシールが貼られるそうです。 試験販売は、22日までで、東京、京都、愛知の限られたスーパーだそうです。 このシステムは、建材や環境システムでも行われるべきだと思います。 いくら省エネだ、使用時に二酸化炭素使用量を減らせると言っても、このフットプリントが多ければ 何もなりません。 ドイツでは、建物の省エネルギー基準にこのフットプリントを入れて考える考え方が、一番厳しい 省エネ基準となっており、エコ建築の先端では、コンクリートを使用せず、 頑丈な木のパネルを使用したり、コンクリートと木のハイブリットにしたりと、 カーボンフットプリントの少ない建材、現場での使用エネルギーの少ない方法を採用したりしています。 日本では、まだ、その考え方よりも、 ただ、省エネならば良い、断熱材が多ければ良い、太陽光パネルが搭載されてれば良いと、 目に見えやすい省エネの考え方が盛んですが、1990年、-6%を達成するには、 しっかりした、フットプリントの考え方をしなければならないのではないかと思います。 ドイツは、2009年から、2020年までに、36%減を目指すために、 宅建築での色々な義務が課せられます。 6%が減らせない日本が情けなく思います。 私は、現在、使用する建材については、 国産のものを、自然素材を使用するよう、心がけていますが、 どうしても、断熱材は、国産のものを使用できません。 石油でできた国産の断熱材が良いのか、輸入品の自然素材の断熱材が良いのか・・・ フットプリントはわかりません。 ただ、化石燃料でできたものは、極力使用しないというポリシーを曲げたくないので、 輸入品を使用せさるを得ないと思っています。 この様に、フットプリントの数値だけを考えて建材を選ぶと、他方の環境問題を見失いがちになるのではと、 懸念されます。 バランスをとった価値観で、選ぶのは難しいことです。 早く建材にも、この「カーボンフットプリント」の考え方が、 反映されるようになれば良いのにと、強く思っています。 このブログをみた方は、ポチッとしてね。人気blogランキングへ ▲
by ecohime
| 2009-03-09 17:51
| エコ生活
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